経験豊富な議員の皆さんと懇談すると多くを学ぶことができます。
賀詞交歓会等が続く年始の時期は、新年のご挨拶とともに、地元の課題等の話題も尽きません。特に本年は、昨年の衆議院選挙における自民候補の推薦や、その後の自公連立があって、保守系の議員の皆さんとの話が弾むように思えます。
先日は、保守系のベテラン議員の方から、こうご指摘がありました。「議員になるまでの経験を活かして欲しい。余りに自分が関係するものに捉われるな」と言うものでした。そして、その方は、議員の品性というものを感じさせてくれると嬉しいとの感想を話されました。
「具体的にはどのようなことですか」とお聞きすると、「人生の本質に迫り、客観的な眼を持つためには、会社という組織にいて、苦労してリーダーであることが必要だ」「余りに身近な話題は、公共の利益ではなく、私的に見られてしまう。それでは折角の提案が具体化しない。公明党は議員の連携をもっと大事にしてはどうか」「品性は、磨き上げるものだから、勉強して、議論を整理てできる能力が必要だ。個性豊かな議員の中で、論旨は明確にする訓練をして欲しい」というものでした。
これに加えて、「議員間の情報交換は、各議員のスタンスを理解して、着地点が見えるものが良い」「公明党議員には組織があり、議員の自由度が高いと思っている。他の議員は、一人の議員として一票一票を大切にして積上げている。ここの差異を理解しないと本当の意味で分かり合えないと思う」とも言われました。
保守系の議員の皆さんからは、恵まれていると思われている公明党議員。確かにその通りであり、だからこそ果たすべき役割も大きい。しかしながら、立候補の動機に差異があるように感じるとすれば、公明党議員の立候補の動機や決意に、今一重の「あるべき議員の姿の追求」と「現実である議会活動の深化」が必要だと思います。
私たちへの期待の大きさに応える日々を全うしたいと思います。