【東京医大茨城医療センター】保険医療機関の再指定を素直に喜び、同時に反省と改善をもって地域医療への更なる貢献を望みたい。

 「素直に喜びたい」
 阿見の東京医科大学茨城医療センターの「保険医療機関の再指定」が、昨日の関東信越地方社会保険医療協議会で決定しました。
 これは、厚労省が同協議会に諮問し、同協議会から「保険医療機関の指定」の答申を受けたことで、関東信越厚生局長が「指定」の発表をしたものです。
 指定の理由を見ると、①地域医療の確保を図るために再指定真意と市章が生じる。②保険者より請求があった返還金は全て返還している。③再発防止策の施策を実施し改善が確認された。という内容です。
 そして、平成25年3月1日付けでの指定との明示があります。
 再指定後の診療科目は、19科目でですが、従前細分化した科目を統合するなどにより実質の診療科目は全て網羅されています。また、ベット数も501床から289床に減少しましたが、今までの実質的な利用ベッド数にほぼ適応しており、診療の混乱は避けられるものと思います。
 公明党は、不正の事実を糾弾するとともに地域医療の支障を懸念して、署名運動を展開し、厚労省保険局長や茨城県副知事に地元議員を交えて要望活動を実施しました。署名数は16、696筆にも及び地域の声をいち早く届けることができたと自負しています。
 東京医科大学茨城医療センターの果すべき役割は大きい。そして、大学病院として医師を輩出する中で茨城の医師数不足補填への期待も大きいと考えます。今般の再指定で、来年のインターンの確保はできるのでしょうか。3ケ月の指定取消期間は、病院体制の反省と改革の期間であったと思います。そして、更にこの間に他の医院に移転したり患者に大きな迷惑をかけたことも間違いありません。どうか反省と改善の方途の中で、地域医療へ真に役立つ病院を目指して欲しいと考えます。
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