【25年1定】橋本県政5期20年を問う代表質問。補正予算は保有土地対応に大きな変化。

 茨城県議会平成25年第1回定例会は代表質問の初日、いばらき自民党と民社党会派の県政全般にわたる主に橋本知事に対する質疑がありました。
 この代表質問に先立ち、橋本知事から平成24年度補正予算の議案説明があり、国の補正予算に対応した補正と共に保有土地に係る将来負担縮減の提案がありました。
 これは、歳出面で老朽化対策と通学路の安全対策として追加329億円、県有施設の耐震化4億円、鉄道老朽化対策助成1億7500万円、津波対策に対する市町村助成4億5500万等です。
 さらに、雇用創出等基金積立金107億円、地域医療再生基金積立金25億円、健やかこども基金37億円など国からの交付金で積立てるものもあります。
 そして、保有土地に係る将来負担縮減のために、開発公社への委託料124億9千万円、桜の郷に係る土地開発公社宛35億5900万円、及び経営支援補助金29億1700万円等を計上しています。
 歳入面では、県税増148億2100万円等があるとともに繰入金や諸収入の減がありました。
 その結果、一般会計の最終予算規模は、1兆1672億円となります。
 代表質問は、政権交代に伴う政策転換や、補正予算による景気刺激策等についての質問と、本年度予算が橋本県政5期20年の総決算となるとの視点から、知事の予算編成方針等を問うものになりました。
 今回はなぜか教育委員会福岡委員長への質問もあり、いじめや体罰への取組を問うものです。現時点で的確な答弁を改めてお聞かせ頂きました。
 明日は、代表質問2日目。公明党から高崎進む県議の登壇です。幅広くも具体的な政策展開を問う内容です。執行部の答弁に期待したいと思います。