【日中友好】日中平和友好条約締結35周年を迎え、草の根の民間交流で理解と信頼の絆を深化させよう。

 茨城県日中友好協会の2013年度定期総会が開催されました。
 本年は、日中平和友好条約締結35周年の佳節の年です。残念ながら尖閣諸島問題等はいまだ解決の糸口が見つからず日中関係は厳しい局面が続いています。
 それでも2000年に及ぶ一衣帯水の歴史ある交流が続き、過去にも幾多の困難を乗り越えてきた事実があります。日中関係は政治分野がすべてであろうはずがありません。
 まさに多様で多面的な民間交流や経済交流が常に日中友好の突破口になってきました。ましてや茨城には、茨城空港があり今も週6便の茨城~上海便があります。また、朱舜水氏の事跡は大きな交流の証であると言えましょう。
 2013年度事業計画を拝見すると、民間交流促進のための訪中団の編成や日中韓青少年音楽交流事業の推進、卓球交流による友好都市促進等があげられています。このような草の根の交流は途切れることはないと確信します。
 私も昭和50年4月に日中国交正常化最初の中国からの留学生とともに母校創価大学の門をくぐり、その留学生のお一人に駐日中国大使程永華さんがいることは大きな喜びとする所です。友好交流は人と人の交流です。時間が掛っても相互理解の努力を惜しんではならないと思います。
 DSCN1285