【憲法記念日】「基本的人権の尊重」「国民主権」「恒久平和」の三原則を堅持。ムードに流されず、硬性憲法の特質を守り抜こう。

 憲法記念日のこの日。公明党茨城県本部は、水戸・土浦・つくばで石井公明党政務調査会長(衆議院議員・茨城県本部代表)と共に憲法記念日の街頭演説会を開催しました。
 私も土浦駅西口にてマイクを握り、昨今の憲法改正の話題に触れながら公明党の主張を述べさせて頂きました。
 以下は、私が憲法と参議院選挙について述べた部分です。
 皆さま、こんにちは。
今日、5月3日は憲法記念日。1947年(昭和22年)5月3日の施行から、66年を迎えました。
 憲法の骨格は、「基本的人権の尊重」「国民主権」「恒久平和」の3原則です。公明党は、「平和」「人権」「民主」の精神を国民生活と日本社会に定着させ、開花させる闘いに取り組んで参りました。
 今般、憲法改正、憲法96条が、テレビ・新聞で取り上げられています。私は、「まず96条改正ありき」を懸念いたします。
 そもそも日本国憲法は、「国家が守るべきルール」であり、一般の法律が「国民が守るべきルール」の対極にあるものです。つまり、憲法は、「国家が国民の人権をまもるため」に制定されたからこそ、改正要件を衆参議員の2/3として、一般法の1/2より厳格にしています。
 だいだい、本当に改正が必要であれば、手続き論ではなく、改正の内容を訴えるべきです。アメリカでも若干の違いはあるものの、上下院2/3による提案で発議され、既に27回の改正がされています。それも、条文を付け加える方法であり、公明党の「加憲」のモデルとも言えます。
 憲法改正は、「ムードに流されてはならない」のです。時代の進展とともに提起された「環境権」「プライバシー」も大切な憲法の要件です。公明党は、憲法の3原則を堅持して憲法に取り組んで参ります。
 さて、今年の政治決戦は、7月21日の参議院選挙です。政治の安定のために、公明党・自民党連立政権が、参議院で過半数の議席を頂けるがどうかです。公明党は、「安定は、希望です」を掲げて戦います。
「安定は、希望」とは、一つは、「衆参ねじれの解消」です。二つは、地方議員と国会議員のネットワーク、生活の現場に根ざした公明党、離合集散に明け暮れる政党と一線を画す、「公明党の存在」です。自公連立政権における公明党の役割は、日に日に増して重要になって参りました。
土浦市の皆さま。ここ土浦から国をも変えていく信念で頑張って参ります。どうぞ、公明党に対して一層のご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
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