晴れのご卒業おめでとう!君たちこそが、勇気と希望だ

 卒業。3年間の思い出が凝縮する瞬間。ぐっと来るのは、卒業生の感謝の心が通じるに違いありません。
 今日は、茨城県立土浦湖北高等学校の平成22年度第26回卒業証書授与式に参列して参りました。
 本年は、274名の卒業生が、同校を旅立ちました。
 荒野校長先生は、式辞の中で、「人は二度生まれる。出産による誕生と自我を自覚する大人への誕生がある。それは個人差がある。高校生活も悩みの中にあったかもしれない。その全てを家族が見守ってくれた。今日、帰宅したら、『卒業しました。ありがとう』と家族に感謝の言葉を贈って下さい。感謝の心が責任ある大人の態度に繋がる。本校は創立30年に向けて進みます。また、母校に戻ってきて下さい」と万感のお話をされました。
 
 今泉PTA会長も、「今日が出発、感謝が大事。たった一度の人生だから、自分らしく頑張って欲しい。親はじっと見守っています」と述べられました。
 卒業生のの答辞は、学校生活の時事刻々の様子を通して、「放課後に響く掛け声やエール。平凡な些細なことの中に大事なことがあったと思う。希望をもって、友情を大事に進みます」と、平易な言葉の中に、素直な心を、真っ直ぐな心を感じさせてくれました。
 ご父兄の謝辞も、三年前の入学式を振り返り、自立、創造、奉仕の土浦湖北の精神を学ばせて頂いたことに感謝を述べられました。
 久方ぶりのさわやかな一時となる卒業式でした。
 先日は、卒業式に送った祝電を本ブログに掲載しましたが、更に深く高校生の気持ちになって、琴線にふれることの大切さを感じます。
 教育は、一朝一夕には果たせません。濃密な三年間を知らずして、飾った言葉を言うことは容易いですが、伝わらないこともあるでしょう。
 卒業生の皆さん、本当におめでとう。前途にある困難は、乗り越えるためにある困難です。ゆえに必ず踏破できる困難の峯に怖気ずに頑張って下さい。重ねておめでとうございます。ご父兄の皆様も、本当におめでとうございます。
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 以下、2月28日の橋本知事の知事議案説明要旨の、八島的箇条書き覚えです。その後半を記載します。
 第2 予算
 (国の予算編成は略)
 財源見通し
・歳入面の、県税収入 法人2税の増収 22年比3.7% 約108億円増加、実質的県税は、204億円の増加見込み
・地方交付税 37億円増加を見込む、臨時財政対策費966億円を計上
・財源不足は、緊急避難的に、県債管理基金から60億円借入
・歳出面の、事務事業全般を削減する
・よって、一般会計総額は、1兆401億1千1百万円
・特別会計は、2,072億5千7百万円
・企業会計は、1,099億6千8百万円
 主な施策
第1 「住みよいいばらき」
(医療・保健・福祉の充実した安心できる社会づくり)
・医師確保 医師修学資金の対象拡大、医学系進学コースの設置、女性医師の働きやすい職場環境の整備
・救急医療 救急医療情報システムの改善、空き病床確保機関への助成、日製日立総合病院における救命救急センター整備助成
・少子化対策 結婚支援、放課後子ども教室の周知、児童虐待対策の充実、早期発見の研修
(安全で安心して暮らせる社会づくり)
・ 大型駐在所10ケ所整備、未解決事件への対応整備、適正な検視体制強化、防犯パトロールの充実
・消費者行政 県消費生活センターの広域的・専門的な相談体制整備
(みんなで取り組む地球にやさしい環境づくり)
・茨城エコ事業所登録制度の普及、県民総ぐるみ運動の推進
・霞ヶ浦は、下水道農業集落排水設備の高度化、休耕田利用
(人にやさしい良好な生活環境づくり)
・「新しい公共」 行政とNPOの連携、仕組みづくり
第2 「人が輝くいばらき」
(いばらきを担うたくましい人づくり)
・理科教育の充実 理科教育担任制のモデル校導入、
・外国語教育 英語の歌のCD、ディベート活動
第3 「活力あるいばらき」
(交通ネットワークづくりと交流の活発化)
・高速道路 国への働きかけ
・港湾事業 鹿島港の国際物流ターミナルの早期供用、常陸那珂港の大型RORO一〇〇船対応
・茨城空港 観光客誘致増加、韓国と中国に誘客対策
・イメージアップ パブリシティ活動の充実、郷土への誇りと愛着心を高める、県民総参加型の魅力発信事業
(日本や世界をリードする化学技術創造立県の実現)
・J-PARCの産業利用促進
・加速器技術の活用いより、がん治療
(国内外の競争に打ち勝つ力強い産業づくり)
・ものづくり産業の活性化
・商業の振興
・雇用の確保
・新卒者の就職
・離職者の就職対策
(日本の食を支える食料供給基地づくり)
・創意工夫の農業、販路拡大、戸別補償制度
・林業 県産材使用住宅への助成
                          以上です。