茨城県議会情報委員会県外調査で鹿児島県議会議会事務局を訪れています。
調査項目は、議会広報の実施状況であり、鹿児島県も県の地勢や県民との関わり方に工夫を凝らしているようです。広報誌の発行は、年二回であり紙面数も茨城に比べて少ないものの、配布方法は新聞折込とせず地域の行政区配布体制を利用した全世帯配布であったり、議会改革の一環として「あなたのそばで県議会」との各委員会が出張で県民と意見交換する機会を設けています。この出張議会報告は、「そば県」と通称名があり県民と親近感が感じられます。
また、地元テレビ局があることからテレビ広報が充実しているように感じます。定例会本会議終了後、委員会委員長のインタビュー、議長の抱負、中学生の県議会探訪や行政視察報告などがあるようです。
また、議会ホームページでは、議員別に議会質問中継や録画が分かりやすい索引であるなど茨城県の議会ホームページのコンテンツや構成の改定が必要かなと感じます。
九州は九州新幹線開通から大きな飛躍のチャンスを迎えました。県別の独自性もさることながら「九州は一つ」が大きく九州をアピールしていると思われます。また、奄美、種子島、屋久島など離島の存在も大きいと思います。
「美しき本物は、私に力をくれる。本物。鹿児島県」がキャッチであり、首都圏や本州から「かごしま一直線」をアピールしています。
議会広報は、県民と議会をつなぐ大きなツールです。一人でも多くの方に県議会を近づけ県政を県民のものにする努力を情報委員会として真剣に取り組みたいと思います。