一昨年の夏、霞ヶ浦・北浦や、流入河川である土浦市の備前川・新川のアオコの大量発生と腐敗臭は、すさまじい悪臭で土浦市などのイメージを損ねました。
国交省は、「水馬」と言う名の水面清掃船を出動させ、茨城県は昨年プロポーザルによるアオコ抑制装置を設置しました。
さて、本年も昨年同様のアオコ抑制装置が新川に設置され稼働開始しました。この装置は、
①日量4万6000トンの水流を発生させて流動循環し、アオコの群体化を抑制する「水流発生装置」
②超音波照射によりアオコを死滅沈降させる「超音波照射装置」
③オゾンエアレーションによるアオコの腐敗臭を抑制する「オゾン発生装置」 からできています。
今年も3カ月間の昼夜運転によりアオコ対策が進むことを願いたいと思います。