【花火大会事故】火器の安全管理を指導徹底し、パニックから安全安心の誘導や退避を成し遂げよう。

 昨日の京都府福知山市で開催された「ドッコイセ福知山花火大会」で発生した爆発事故は、一夜明けた今日、その原因が屋台の店主が発電機の電源をきらないままにガソリンを投入したことが原因とされています。
 当初は、ガスボンベの爆発とされていましたが、ガソリンであった事が被害の拡大になったもので重体の方も含めて極めて悲惨な事故になりました。
 土浦市も来る10月5日に土浦花火大会を70万人規模の参加者で開催します。屋台の場所も含めて立錐の余地がない状況であり、何らかの事故が起こっては収拾がつかない可能性があります。
 ですから、今一度、火器を扱う業者への安全指導が徹底されるべきです。特に、事故は人為的に発生する可能性が高いことから安全管理の講習を消防と警察、行政の連携で実施しては如何でしょうか。
 また、パニック発生の可能性もあることから、災害時の避難誘導については、参加者に避難経路を配布するなど工夫して欲しいと思います。隅田川の花火大会も大雨の影響で中止され緊急の誘導が必要でしたが、いわゆる「DJポリス」の活躍もあり事故ない帰宅ができたようです。
 加えて、近隣の施設を退避場所として準備できたことで帰宅できない方の受け入れができたとの報道もあります。
 トータルな危機管理が必要です。群衆心理を十分に把握して、無事故に土浦花火大会が終了することを期待したいと思います。