【竜巻】発生予測の難しい竜巻、それでも黒雲・突風・降雹あれば支給避難、気象情報に適確な対応を。

 茨城県議会公明党の井手、田村県議と私、更につくば市の小野市議は、今日つくば市の防災科学技術研究所を訪れ、「竜巻について」の現在の研究成果と今後を伺いました。
 9月2日埼玉県コンガやで発生した竜巻は勿論の事、昨年つくば市北条での藤田スケールF3の竜巻の被害を実感している私たちは、あらためて竜巻とは何かを探りながら、被害に遭わないための予報体制等を準備したいと根願います。
 しかしながら、今日のお話を聞くかぎり現時点では、相当制度の高い発生予測は難しいようです。それは、まず竜巻そのものが気象現象としては規模が小さく、直ぐ発生しすぐに消滅する性質によります。そして、竜巻が気流の対流による渦であるからには雨や雲を書く即する気象レーダーでは観測が難し居事があげられます。
 更に良く言われる温暖化やゲリラ豪雨の関係も定かではありません。まず見られ積雲が積乱雲になることは観測できるものの全ての積乱雲が竜巻になるとも言えません。本当に困ったものです。
 しかしながら、積乱雲の発生や、現象面として黒雲・突風・雹などは竜巻の前兆とも言えます。そこで十分な備えが必要なのです。加えて、写真・ビデオ撮影などは危険が伴う事を知らなければなりません。
 現時点では、気象庁レーダー・ナウキャストや気象庁竜巻発生角度等、更に国交省のXバンドMPレーダーによる情報をしっかりとらえる必要があります。平野である関東地方は、最も竜巻の発生しやすい地勢と言えます。これから発達する観測手法を期待したいと思います。
 

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