公明党山口代表が、茨城県鹿行地域の被災状況調査に入りました。
党からは、石井政務調査会長(衆議院議員・茨城県本部代表)、長沢参議院議員、石田衆議院議員が同行し、各地の最も厳しい被災状況を地元公明党市議から詳細な説明を受けると共に、神栖市では保立神栖市長と面談しながら被災状況と復旧状況や、最も困っていることの国への要請を受けました。
八島いさお県議も、井手よしひろ県議、高崎進県議と共に同行して、大震災の爪あとの厳しい現状とライフライン復旧へ努力されている工事関係者の苦闘を拝見して参りました。
潮来市日の出町は、水田等を埋め立てた大規模な住宅団地造成地です。区画整理が整然として、東関東自動車道潮来インターにも近い地域で、既に小中学校も整備された地域ですが、今回最も復旧の遅れが目立つところとなりました。それは、液状化により電柱のほとんどが倒れかけ断線し復旧もままならない現状です。道路も陥没等により通行に支障があります。
鹿島市長栖地区は、やはり液状化により道路の陥没があり全く通行できないじょうきょうです。立ち入るにしても、道路が45度以上斜めに陥没しています。
神栖市深芝地区も、休耕地を造成した小規模住宅地が、液状化で地下水と泥が噴出して今後の住居に厳しいものです。
神栖市では、保立市長と面談して、種々の要望を聴取しました。石油精製施設が再稼動してタンクローリーが数多く往来するも地元には荷卸がなく、市民もがっかりしていますなど神栖市ならではのご意見もありました。
今日の霞ヶ浦文化体育館の被災者受入れは、夕刻421名となり、定数までは届かないものの、大体育館の許容範囲までの収容人員となりました。いわき市からの皆さんも落ち着いておられます。
土浦市民から寄せられた救援物資も種類毎に仕分けされ、市民ボランティアの手で、必要な方に配布されています。土浦市民のもてなしの心遣いが染み渡るボランティアの皆さんの活動が光っています。