テレビ等で報道された「放射能汚染された食品の取り扱いについて」が公表され、私たち県議にもファックスが届きました。
茨城県が実施した「放射性物質の県内農産物に係る調査」で、サンプリングしたホウレンソウ(露地もの)から、原子力安全委員会から示された指標値を超える数値が検出されたものです。
茨城県は、関係市町村とJA等に調査結果を周知し、「安全が確認されるまで食用に供されることのないように、出荷・販売の自粛等にについて、農協・任意組合・直売所・個人生産者などへの周知をお願い」し、「今後、他品目についても順次調査を行い、それらの結果を逐次お知らせするので、今後の対応を留意して欲しい」というものです。
今回は、ネギとホウレンソウについて、県環境放射線監視センターが、3月18日採取分を同19日午前8時の公表したものです。
ネギは、基準値を超えたものはありませんでした。
以下、ホウレンソウの検査結果を記載します。
放射能濃度
市町村 放射性ヨウ素 放射性セシウム 共にbq/kg
高萩市 15,020 524
日立市 14,500 359
常陸太田市 8,830 374
大子町 6,100 478
東海村 9,840 233
ひたちなか市 8,420 140
暫定基準値は、放射性ヨウ素 2,000bq/kg
放射性セシウム 500bq/kg
アンターラインが、基準を超えたものです
ともあれ、結果は結果として、冷静な行動が求められます。風評による被害を発生させてはなりません。事実の公表をあって、正確な理解をもって、英知の光る行動をして参りましょう。