第一定例会も終了。夕刻、霞ヶ浦文化体育館を訪ねました。
入館している被災者の皆さんの内、若干名が土浦の地を離れました。現在入館者数は425名となります。
退館された方は、いわき市に戻られた方と親戚を頼って南に行かれた方に分けられます。いわき市に戻る方は、やっといわき市もインフラが復旧しつつあることから生まれ育った地に戻るものです。
被災者の皆さんも随分落ち着いてきたようです。
これまでも、長期滞在を念頭に運営すべきと申し上げてまいりましたが、今日からは、食事の配布や館内清掃を被災者の皆さんから募集するなど、ボランティア頼りではない出来る事は自ら行う態勢のスタートを切りました。
県や市の運営側も土浦市を中心に行う方向になり、一本化の方向性です。
引継ぎ事項の伝達も県と市が合同でできるようになりました。
更に、ボランティアとは言え、保健所の検査なしでの館内料理の排除など、本来あるべきリスク管理ができるようになって参りました。
救援物資を届けてくれた小さなお子さんから被災者の皆さんへのメッセージも掲示されています。
テレビを見て、大変なご苦労をされている姿に涙して、そしてお菓子を買うお小遣いを寄付した女の子、「頑張って」と祈るような思いで書かれたお手紙。励ましの心が、ストレスの溜まる避難所生活の潤いの風になっているようです。
今後は、425名の被災者の皆さんの中から、リーダーを募る予定です。自治組織を作り、ただ与えられるのではなく、本当に必要なものを必要なだけ準備し、ルール作りをしていきたいと思います。
長期滞在の鍵がここにあると思われます。無事故だけでなく、人として満足な生活の持続のために、苦労を共有していきたいと思います。
現在、不足の物資は以下の通りです。
まくら、スェットのズボン(男女とも)、タイツ(男女とも)、
ももひき、マットレス、ガードル、レギンス(男女とも)
女児の下着・パンツ(新品・身長140.150.160)、
男児の下着・肌着(新品)、乳液、化粧水、ヘアゴム、ツメ切り
単2電池、ガムテープ、敷布団
現在、十分あるもの
掛け布団、かいまき、フェイスタオル、ストッキング
夏物衣料
上記をご考慮頂いてご提供下さい。宜しくお願いします。