国民の安心安全を守るとは何か、信頼と信用を勝ち取る不断の努力以外にないはずだ

 昨日、土浦警察署の交通課を訪ね、先に本ブログでお伝えした土浦市若松交差点の通学方法について、真鍋小学校と育成会の皆さんと土浦警察署の検討会合意事項の説明を聞き取りして参りました。
 都市計画道路土浦新治線国道354号線の開通に伴い、若松町交差点は、旧国道6号とそれ以前の水戸街道(旧旧6号)の合流Y字路に陸橋が架かることで複雑な交差点になりました。
 特に真鍋小学校へ通学する児童65名は、交差点を2回横断するうえに、その一箇所が陸橋の下のなることから中間に溜り場のある長い距離の横断歩道となりました。
 この歩道の歩行者信号は、点滅までの時間が短く一回で渡りきることはできません。
 毎朝、誘導するお母さん方の心配の元になっていました。
 その改善方策を依頼され、私が土浦警察署長を訪ね調査と改善依頼をしたことから、交通課の調査を経て、3月11日に学校、育成会、警察署の検討会があり、結果が出たものです。
 結論は、①今まで通りの横断歩道を使用する
 ②小学校、育成会は、子供達に安全な横断方法を教えて今まで通り見守っていく。
 ③橋げた下の溜り場には、土木事務所が柵を設置して、安全を図る。
 ④子ども達向けに、無理した横断がないよう注意喚起の立札看板を設置する。
 ⑤横断歩道が広いため軽自動車が進入したことがあるので、進入を防ぐラバー製の杭を立てる。
 などが合意されました。
 信号そのものに変更はありませんでしたが、土浦警察署は、通学路の変更案として3パターンを提示して、その優劣を明示して、現状の安全性を確認しました。
 また、署長を始め交通課の係長さんが何度も現地に、通学時間に足を運んでお母さん方と同じ目線で調査したことから、各関係者が揃って合意できたものです。
 要は、子供達の安全を守る大人達の責任が、多くの方の知恵の発揮として果たされることが大事だと考えます。
 そして、交通安全教育の推進をしっかりした問題意識で推進していくことが大事だと思います。
 今後とも、安心安全の確保を無事故の実証で示すべく、皆様のご意見を伺いながら推進してまいります。
 また、土浦市役所の総務部課税課を訪ねて「被災証明・り災証明」の発行状況等を聞き取りしました。
 被災・り災証明は、今回の東日本大地震で被災し家屋や設備等に損傷あることを証するもので、特に「り災証明」は、り災の程度により経済的な保証や借入申込等にも必要になるものです。
 土浦市では、建物の全壊半壊については、担当職員の実査をして証明することから証明書発行まで相応の時間が必要としています。
 半壊まで至らない建物被害や什器備品は、複数の写真を持参して頂くことで、り災の証明をするようです。
 なお、市はそのものの価値を判断し、保証等の金額を決めるようなことはありません。
 例えば地震保険や動産保険、借入に対する金額設定は、その関係会社等が約款により査定するものですから間違えないようにしたいものです。
 既に300名を超える方が証明書発行を申し出しており、今後とも増加する傾向にあります。
 今日、市内を回っていると明らかに今までと違う様子が伺えます。
 それは、ガソリンスタンドに長い給油待ちの駐車違反の列が見当たらないということです。あっと言う間に改善されました。
 
 そして、長い列と諦めのめ息は、スーパー等で飲料水を求めるお母さんの姿にありました。
 水道水汚染は、生活に恐怖を与えました。政府の発表と国民の行動のミスマッチは、笑えるものではなく切実な不安と不信の結果です。
 
 久しぶり歯医者に行き治療しました。
 
 三橋家の亡くなられた奥様の弔問をさせて頂きました。
 公明党の県と市の情報発信として、FAX通信第1号を作成して、支援団体の方に送信致しました。今後の反響を見ながら送信先の拡大を図って参ります。
 今日は、地方統一選挙の前半戦知事選挙の公示日です。各陣営が震災を踏まえて、選挙運動の自粛をし、遊説カー等のない候補者も見受けられます。また、震災復興や高度な安全安心の政策が争点になることでしょう。統一選後半は、地元土浦市議選を迎えます。時々刻々と変化する世情を受けて、庶民のため草の根の戦いで勝利したく決意します。
 あらためて皆様のご支援を賜りたく存じます。