【成年後見】被後見人の目線で、市民感覚のフットワークで、地域で支える市民後見。

  東京大学市民後見人養成講座を受講していますが、私は必ずしもすべての講座に出席できているわけではありません。
 大体、半分程度の出席であり、残りは講義内容のビデオ配信を視聴して、講義内容の要約1000字以上と所見500字以上の補講レポートで乗り切っています。
 さて、今日は本年初の講義出席となりました。
 今日の講義は、法定後見開始申立書作成のためのグループ討議と、千葉県四街道市でNPO法人を立ち上げて市民貢献活動する女性理事と全国一の後見実績あるNPO法人男性理事から総括的な貢献活動の紹介がありました。
 なかでも、四街道市のNPO法人の女性理事は、成年後見について勤務していた国立病院の進行性筋ジストロフィー・重症心身障害者が、入院に際してあらためて利用契約を本人又は成年後見人と結ぶ現場に立ちあった事から始まったそうです。
 その中でも、数名の患者の親族は申立について、将来の責任を免れようとして姿から、最終的に、申立はするものの後見人として不能の判断を裁判所が行い、第三者成年後見としたことから、本人の権利擁護の新しい方法を知ったというものです。
 そして、この数年を「誰のための、何のための後見か?」を問い続け、市民感覚とフットワークで地域の支え手として活動しているというものです。後見活動は1人で完結することはありません。後見実務そのものも、一人一人が全部違った累計であり、時間的にも後見開始から見取りまでとすれば、後見人自身が亡くなることもあり得ます。
 「地域で守る」が切実な活動です。だからこそ、地域のためのボランティアです。これは有償で良い活動です。新しい地域活動の一端を担いたいと思います。
 今日の東京大学は、銀杏の木々も全ての葉を落として、冬の姿です。安田講堂の拐取はまだ終了していません。
 

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