【日中友好】日中両国人民の心を知り、小節に捉われない大義をもって、互恵関係の構築を図ろう。

 恒例の茨城県日中友好協会2014年新春交流会が盛大に開催されました。
 交流会は、日本日中友好協会副会長で中国公使を務められ、外務省中国課では日中平和友好条約を担当された橋本逸男先生が、「最近の中国事情と日中関係の改善」を演題に公演されました。
 講演は、日中関係の来し方を考えると、二千年の歴史を概観しながら、「加害者」と「被害者」、「仕掛けられた侵略戦争」と「譲った戦争終結・関係正常化」などへの中国の思いを十分に理解して、「大義」のある公明正大な対応が必要であるとしました。
 そして、尖閣諸島への論点として、領有権の棚上げなどを念頭に、沈黙の金と冷静な態度こそが求められ、「偶発的な衝突」を避けるべきだと主張されました。
 その後の交流会では、茨城県日中友好協会会長である橋本昌知事が、茨城空港を利用する春秋航空が86%の搭乗率があるなど民間交流の進展を更に伸ばしたいと述べました。
 来賓として挨拶した中華人民共和国大使館汪婉(おう えん)友好交流部参事官・程栄華大使夫人は、橋本逸男元公使の講演の中から、「中国と日本の歴史の中で、橋本元公使は、「強(中国)弱(日本)」の時代から「弱強」、そして「強強」次代」と話されたが、中国が「強」の時代にも日本に侵攻することはなかった。日本が「強」の時代のことは皆さんが知っている」として、中国人民の心の有り様を適確に述べられ、「もし衝突の原因があるとすれば、誤った歴史観の指導者が、戦争指導者を祀る靖国神社の参拝をするということだ」と明確に述べました。更に、「小節を越えて、大義ある歴史を中日人民が作らなければならない」と話されました。
 現在の日中関係が良好という人はいません。しかしながら東アジアの安定、特に北朝鮮を考えたときに、日中韓の連携が最も大切であることは言うまでもありません。そのためにも、日中韓の指導者は話し合わなければならないと思います。これは単純な事ではないのですが、真正面からぶつかる話ばかりではなく、本当の互恵関係の構築のために多くの国民の努力を積み重ねていくべきではないかと考えます。
 

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