【文教警察委員会】新しいメンバーで県議会常任委員会がスタート。県民に密着し、県民の側から、常識ある提言を目指して取り組みたい。

 茨城県議会は、昨年の第4回定例会で議長より指名された各常任委員会の閉会中委員会を順次開催しています。私が本年所属する「文教警察委員会」も、本日担当する教育庁と警察本部の所管事務事業内容の説明を受けました。
 私にとって教育庁は、教育行政について一般質問をしたこともあり相応の知識のある分野ですが、警察本部は決算特別委員会ですことだけ触れた程度という事で興味深く説明を拝聴しました。
 警察本部組織の説明は、まず、独立した行政委員会である「公安委員会」の位置を説明し、警察本部としてのプロの立場を強く説明されました。次いで、茨城県の治安情勢を、茨城県人口と警察官定員の推移から説明があり、刑法犯の認知謙虚状況と交通事故発生件数と死者数について時系列の説明がありました。
 更に、平成26年茨城県警察運営重点方針として「安全で安心して暮らせる地域社会の確立」を掲げ、補強して「県民の期待と信頼に応える強い警察」を明示しました。特に「強く頼もしい」が強調されていることが出色かもしれません。
 更に、重点項目として、①被害者からの相談等に対する迅速・的確な対応 ②犯罪抑止総合対策の推進 ③重要犯罪・重要窃盗犯の徹底謙虚 ④交通死亡事故抑止対策の推進 ⑤少年の健全育成総合対策の推進 ⑥組織犯罪総合対策の推進 ⑦大規模災害・テロ等緊急事態対策の推進 を上げました。
 警察と言う機構は、市民に一定の権利制限を成しうるものです。それだけに公共の利益に適う正常な正義を組織に堅持し、罪に対する抑止の強い気持ちを持たなければならないと思います。