公明党茨城県議会県議4人は、茨城県行政書士会(会長國井豊氏)と初めての意見交換会を開催して、11項目の要望をお聞きしました。
私自身は、行政書士会の顧問であり、毎年の総会や新春の集いなどに出席しながら意見交換をして参りましたが、茨城県行政書士会から國井会長と副会長、更に各部会長の皆さん15名がお越し下さり、公明党への期待を直接感じることができる会合になりました。
要望は、行政書士法の改正に始まり、同法の遵守・徹底、小規模開発行為の取扱い・運用、第1種農地だが耕作放棄地で農地に復元不可能な農地の転用、TPPへの考え方、建設業法から①相談窓地②経営審査について、封印制度の拡充、産業廃棄物収集運搬許可申請の予約と審査機関の短縮、風俗営業許可について、申請手数料、各種審議委員等への行政書士登用などの多岐に亘りました。
行政書士は、街の法律家として、住民と行政を身近につなげるプロの集団です。今も「代書」的なイメージがあり、申請主義の行政にあって代理業務の意味がまだまだ徹底されていないことに大きな課題があります。
行政書士会として、行政の窓口業務の入り口を対応したり、弁護士や司法書士ができそうでやらない事まで安価に対応してくれる存在であることで、もっと活躍の場が必要だと思います。
行政の矛盾のようなものもご指摘いただきました。この現場の実務からのご意見を大切にして行政の改善につなげたいと思います。