【卒業式】社会貢献は、他人を思いやる心から発する。多様な視点・見方に寛容に接することが大切。

 3月2日は、私立常総学院高等学校の卒業式を伺い、昨年に引き続きお祝いのご挨拶をさせて頂きました。
 484名の卒業生は、私立高校らしく身だしなみや返事が素晴らしく、建学の精神が漲る卒業式になりました。
 玉井校長先生をはじめ教職員の皆さまには、東日本大震災直後に入学した生徒に対して陰に陽にご苦労があった事と思います。玉井校長先生の式辞は、将来の「社会貢献」を期待し、グローバル社会で「デベート」と「プレゼン」の能力が必要であるとして、学院で経験した「1分間スピーチ」や「クラスティスカッション」が必ず役立つとはなされました。
 私の挨拶は、先日104歳で亡くなられた童謡詩人まどみちおさんの「ぞうさん」を紹介して、皆さんがこの「ぞうさん」聴くときに母親と子どもの像の2頭を思い浮かべるかもしれないが、ある詩人は「おはながながいのねは、像の花が長すぎることをいくらかからかった意地悪と言えまいか」として、違う介錯をしているとて、それでも子供の像は「かあさんも長いのよ」と見事に肩透かしをして見せるということを説明し、皆さんが世の中を多方面から見据えて、多様な考えを受け入れながら、みずみずしい心でみずみずしい生き方をして欲しいと念願しました。
 加えて、校長戦線の言われた「社会貢献」とは、他人を思いやる心であり、身近な所にあることを知って欲しいし、身近な実践者であって欲しいと激励しました。
 

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