結果は市民の投票で決まるのが「選挙」という当たり前。

 今日、土浦市議会の各会派は、来る4月24日投票の地方統一選土浦市議会議員選挙の遊説について協議をしたそうです。
 そして、各地で検討され申し合わせている遊説カーの自粛を主にした選挙戦のあり方について、土浦市議現職の申し合わせ事項を決めたとの事です。
 それは、遊説カーを走らせて遊説することを前提に、①名前の連呼による宣伝の自粛 ②運行時間の短縮 午前10時下から午後6時まで(現行は午前8時から午後8時) ③適切な音量による運行 ④選挙運動用自動車に係る諸経費は自己負担とする を選挙運動用自動車の運行と活用についての自粛申し合わせとして決め記者発表しました。
 これは、東日本大震災の復旧復興の緒にあって、また原発事故への不安がぬぐえない現状から、殊に多くの方が亡くなられた事実を踏まえて、派手な選挙運動が自粛されていることを踏まえて、敢えて四年に一度の選挙において各自の政策訴えの機会を逃さないことが念頭にあると聞きました。
 この決定に、自主的な申し合わせでもありますから、私が何を言うべきかは分りません。
 しかしながら、私自身は遊説カーを使用しないと決めることの方がスッキリしたように思えてなりません。その方が土浦市民は自粛の意味を分りやすいのではないのでしょうか。
 この申し合わせは、現職にのみそれなりに拘束性があるでしょう。新人や元職には関係しません。新人元職は今回15名います。現職22名です。新人元職の遊説を懸念しているのでしょうか。
 大事なことは、例えば遊説カーを使用しない意義を明確に土浦市民に訴えられないことに問題があると考えます。
 この選挙は、分りやすく言えば「選挙をやっている時か」と言う素朴な感情にどう訴えていくのかが問われています。そのために遊説カーが必要であればOKでしょう。私は、この選挙の肝心は、候補者が生の声で、何を訴えるのかであると思います。本当はいつでもそうあらねばなりません。現職にとって有利な選挙であると思われるため、選挙戦術としても遊説カー使用せずが良かったのではと思われます。
 この意見には、種々のお考えがあると思われますし、当地の被災状況も関係するかも知れません。是非ご意見をお寄せ下さい。
 以下は、今日色々なお話を聞いてのメモです。
・新聞に津波に壊滅的な被害に遭った港町等を国有化により再建するとあったが、それはフランスのサルコジ大統領に意見だよ。フランスの原発の周辺50kmは国有地で緑深い森林。その森には私有物件はないのだけれど、中世のお城があって観光地にはなっている。城から臨む緑の森はこれはすごいぞ。これがサルコジ大統領肝いりだ。
・私有財産への保障や助成は、会計監査に耐えられない。公と私の区別は、分けるというだけでなく、干渉しないことにある。公は公として広く私に資することだね。
・阪神淡路大震災であれだけ騒いでも、地震対策はお粗末だったな。少し前に震災キャンペーンをしようと企画したら、何時来るか分らないものの企画はダメだって。そしたら大地震が来た。やるせないね。
 以上は、八島の意見や感想ではないことを明確に記しておきます。