【文化財愛護】歴史と伝統誘う文化財愛護の活動。歴史の扉を開き、土浦市の未来を創造しよう。

 土浦市文化財愛護の会の定期総会が盛大に開催されました。
 同会は、「土浦市域における文化財について、その研究保護及び活用につとめ、進んで市民の文化財愛護精神と郷土愛を深めるとともに会員相互の親睦を図る」ことを目的にしています。
 その活動は、専門部会や特別部会を設置して、民話研究、みどりの文化財調査、写真を会員の希望をもって構成し、視察や会報編集にも参画しているようです。
 今日の総会は、昨年度と新年度の事業報告や予決算の報告や承認と共に、講演会が開催されました。
 講演は、「土浦の石仏-新治地区編-発効までの軌跡」として、まず、土浦市文化財保護審議会会長でもある大塚博同会会長の新治地区わ概括する講演と、土浦の石仏-新治地区編-を調査編集した土浦市立博物館学芸員である関口満同館係長の講演がありました。
 宝筐山から連なる「山の荘地区」の温暖と天の川の流れによるかつての繁栄やかつて豪族の砦が変じた「斗利出地区」、そして中間の大地「藤沢地区」の地域構成や、斗利出地区の出城であっただろう「沢辺」など歴史を探訪し、その確たる証拠の石仏を誘う調査は大きな興味となりました。
 あらためて土浦市の歴史と伝統の入口に立ったような感慨を覚えます。これを機に歴史の扉を開け、郷土の生業の上で、新しい土浦を創造していきたいと思います。
 

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