【知事と語ろう】茨城の未来は、農業と科学技術。首都圏災害時の代替機能強化し、産業力を高め人口減少に有効な対策を。

 知事と語ろう「明日の茨城」がつくば国際会議場を会場に約150名の周辺県民の皆様が集まり開催されました。
 毎年、橋本知事が県民の皆さんから直接対話するもので、開催時間2時間の内1時間半は、幅広く自由な質問を受けて知事が自ら応える内容です。
 冒頭、橋本知事は、
 首都圏直下型地震など、もし首都圏に災害が発生した時に、茨城県の役割は東京の代替地として大きな役割りを担うことも想定し、茨城港や茨城空港、各自動車道のアクセス道路の整備等のインフラ整備を実行してきた。そのインフラ整備が、日本一の企業立地に繋がり、雇用の増加につながった。
 しかしながら人口減少が止まらない。29万人の人口は、242万人、237万人と減少することが予想されている。自然減も多く、社会減も地域差がある。つくば市、東海村、守谷市は一定程度の減少に留まると言われている。
 これからの日本を展望するとき、やはり「外貨獲得」が最大の課題だ。茨城県では、「農業」と「科学技術」が牽引する。農産物輸出のためにジェトロを誘致し、積極的な活動が開始されている。介護ロボット「ハル」は3兆円規模、エーザイの認知症医薬品は大きな外貨獲得役割を果した。世界の中の日本、日本の中の茨城を意識して施策展開したい。その意味で「つくば」への期待は大きい。
 医師不足は深刻である。原因は医科大学がなかったことであるが、医療は西高東低で、埼玉県なども厳しい状況にある。一方で、面積当たりの医師数は上位にあり、医者が近くに居る県とも言われる。
 少子化対策は、国が出産・育児にとゅう黙しているが、その前後が大事だ。まず、結婚してもらわなければ始まらない。ある雑誌で若い女性の結婚願望の低下を指摘していたが、もし、家族を作らなければ、「子どもを産んで、他人に育ててもらう」になってしまう。男性の育児等参加など課題が多い。
 茨城県の人材育成は、①英語が話せる国際化、②理科系に強い が大切と考えている。英語の授業に開発した会話ソフトを使用し、今年度は英語教育で先進的なハワイ大学に教諭の派遣をして研修を受けさせる。
 観光の今後は、サイエンスツアーなどつくばの科学技術と観光の融合がポイントではないか。
 世界に開かれる茨城県を作るために農業分野を含めて女性の活躍に期待したい。
 と概要話されました。
 続く質問では、12名の質問者があり、内女性が4名でした。
 TXk東京駅乗入れについて、歴史的建造物の調査について、年金問題、つくば市総合運動公園について、地球にやさしい環境とは、原子力産業と原子力発電について、福島からの避難者の居住について、学校における女性管力の登用について、外国人労働者について、霞ケ浦の活用などがありました。
 県民にとって、必ずしも近い存在ではない知事が、直接対話できる機会は重要です。これからも継続し実り多いものにして欲しいと思います。
 

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