霞ケ浦環境化家具センターの夏まつり2014「未来につなげる霞ケ浦」に伺いました。
夏らしい暑い晴天に恵まれ、開会早々からご家族連れにセンターは賑わいました。
この夏まつりは、霞ケ浦水質浄化強化月間のメインイベントであり水質浄化をはじめとする環境問題について楽しく学べるコーナーが目白押しです。
「泳げる霞ケ浦」は、土浦市沖宿町に生まれた私の原体験そのものです。昭和43年の夏まで、出身校の土浦市立上大津小学校にはプールがなく霞ケ浦がプールでした。それも、自宅にほど近い水神宮の前に、ロープを張り、飛び込み台を作った手作りのプールです。随分、霞ケ浦の水をそのまま飲んだものです。今なら遠慮します。
霞ケ浦の浄化は、マクロとミクロ、行政と市民生活の二面作戦が必要です。行政的に結果責任を撮るために、加えてこれ以上の汚濁を進ませないためにハード面の政策が必要です。
そして、市民生活において、県民一人一人が霞ケ浦を汚さない当然の行動をすべきです。私たちができる家庭からの生活排水にどれ田気汚濁原因を取り除くことができるかが問われています。そのための行動をリードする市民運動を盛り上げていかなくてはなりません。
この日、同時に開催された土浦市下水道促進コンクールの表彰式は未来のかすみがうらの明るさを感じさせてくれました。
作文では、「ぼくたち人間は、生活の中で手を洗います。トイレに入ります。お風呂に入ります。食器を洗います。まだまだいろいろあります。今の人間の生活をすることには、1つの共通点があります。それは、水を使うという事です。水を使うと、最後には必ず小済みの水がでます。使用済みの水とは、つまり汚れている水のことです」と書かれていました。
そして、「下水道は、水の透みち。また、きれいな水になるための道」と、その本質を見事に表現しました。子どもたちが素直を理解した霞ケ浦浄化の取組みを大人たちが無にしてはなりません。その希望の芽を大切に成長させたいと思います。
イベントは、体験・耕作・学習と数多く準備されていました。そこで、次回への工夫があるとすれば、①メインステージを作って、アナウンスでどこに何があるかお知らせする。②メインステージで、水質浄化について更に明確に訴える企画を楽しく行うなどを期待したいと思います。
多くの家族連れが夏の終わりを楽しんでいました。もっともっと啓蒙の活動を強くしていきたいと思います。