【地域活性化】筑波大学生による土浦まちづくり提案、分析と理解、発想と実現に新しい目線。

 筑波大学「都市計画マスタープラン実習」の成果発表会が開催されました。
 全国から集まった筑波大学生が、土浦のまちづくりに、ヨソモノ・ワカモノの視点からフィールバワークを積み重ねグループ討議をして精緻な発表になりました。
 
 地域活性化シンポジウム「若い世代による土浦まちづくり提案」は、8班のコンペとなり、楽しく有意義なもであったと思います。
 土浦をダイヤモンドの原石と見立ててブラッシュアップ使用とする提案は、土浦市をゾーンニングして地域の特色ある企画がありました。また、土浦市の魅力をして「ナイス・街」とネーミングするなど切り口の小気味よい提案もありました。さらに、土浦市に愛着を持つ市民が少なくなっていると厳しい指摘をしながら地域と市民の協働こそ重要との提案企画もあります。さらに、多様な地域資源を取りまとめる場の創設を提案しポイント不可する地域カードの創設を提唱するものもありました。
 全体として学生らしく土浦市を概括したゾーンニングをして各地の特色に工夫を凝らす内容が多かったようです。地域通貨や自転車による地域交通ネット、霞ケ浦との親水性の推進など納得できるものがありました。
 ただ本当に大胆で奇抜なものではなく大人しい内容であったかなと思います。視点としては、人が集まる所が土浦駅前からイオン土浦店に移動している実態や、少子高齢時代に市民の住まいのあり方まで触れてライフサイクルの変遷をも取り込んで欲しかったと思います。土浦市は、いったい商都なのが定住社会なのかなどもう少し広い視野で土浦市の位置づけをして頂けると説得力が増したと思われます。
 いずれにしても土浦市の歴史と伝統を短期日で学んで頂き、ここまでトータルな研究をされたことに敬意と感謝を申し上げたいです。
 これらの提案を活かしていく事が私たち土浦市民の大きな責任です。住んで居る市民こそが変わらなければなりません。
 

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