茨城県議会は、一般質問の初日を迎えました。
今日は、いばらき自民党から2名と民主党から1名の3名が登壇、珍しく3名とも分割方式による質問でした。
分割質問の良さは、一問一答方式で答弁があり質疑が対になることです。加えて、再質問も臨場感があることから広く県民の皆様にも分かりやすいという利点があります。
一方で、再質問やその答弁の擁する時間、及び次の項目で前問に対する要望を述べるなどにより、時間配分に無理が出ることが指摘できると思います。
今日は、3名とも最後の質疑に無理があった言わざるおえません。時間の不足に対して柔軟な質問に変更することの難しさをあらためて感じるという事です。
更に、分割質問の仕組を理解せず(緊張のためのミスかも知れませんが)、本来一括で質問すべき大項目を分けてしまい降壇し、再質問では前問に対する内容であったりしたことは残念だなと感じます。その上、時間オーバーとなれば議会のルールに則っているとは言えないように感じます。
分割質問の良さは、再質問により執行部から、原稿なしでの回答を引き出すことへの妙味にちがいありません。今のところこの妙味に感心する機会には恵まれていないなと思っています。
今日は、「常任委員会の質問に」と厳しいヤジも聞こえたようです。一般質問であれば60分を最大限に使って意義ある質問にしたいと自身の戒めにしたいと思います。