高い問題意識で市民相談に臨みます。お待ちしています。

 土浦商工会議所を訪ね専務理事と懇談しました。
 東日本大震災関連の金融相談は、全体として430件程度あり、その中で250件程度が借入希望しているとの事です。土浦駅前商店街は、飲食店を中心に都市ガスの復旧遅れから店をオープンできず売上ゼロが約二週間続いたことが影響しています。
 また、直接的に被災していない企業も、取引先の被災により部品の供給や販売先の都合等で資金繰りに影響していることも多々あるとの事です。
 資金繰りこそが当面の最大課題であり、商店の存続を左右しています。利子補給等はあるものの当たり前のことながら返済する資金確保には大変な努力が必要です。
 その上で、個別の事情を良く理解した上で支援アドバイスすることが肝要だと思います。
 午後、東京六本木で飲食店を経営する方から、風評被害に悩む茨城農業のためにも野菜の供給会社が設立できないかとの相談がありました。この会社は、数多くの野菜を供給する会社ということで資金重要もあるとのことです。
 私は、農作物の多種安定供給の難しさを指摘させて頂きました。野菜等は、決められた数を同じ品質で供給できません。だから相場があるわけです。そして、風評被害と言うことは、被害により今の市場価格が低迷していることを指して安価な仕入れをさしていると思われます。そして通常価格より安く販売したいという事でしょう。しかし、これは長続きしません。風評と少し長い期間がかかっても必ず収まります。収まらないとなれば市場に出ることはないという事だと思います。
 ですから、私は、飲食店のメニュー構成に茨城野菜をふんだんに使って頂き、必要な野菜を指名して買い付けしたほうが良い。食べ方の提案と茨城野菜をマッチングして欲しい。そこに野菜マルシェを作るほうが良い。そこで通販することが安定する。加えて「旬」の提供とすることで一番の作付けピークを有効利用できると思うと離しました。
 国道354号の手野交差点の標識について要望が寄せられました。今日は現地を見て写真撮影しましたので、明日以降に要望者の方と打合せするものです。
 道路の新設や変更により、商圏が変わったり集客に影響することはままありますが、標識の正確な表示があれば旧道を理解して道行く人もいると思われます。工夫して提案したいと思います。
 
 鉾田で、里親になりたいという方がいらっしゃいます。まずは児童相談所にて、よく話し合いをして頂き、難しさと素晴らしさを理解して欲しいと思います。
 福島原発事故の放射能除去システムの提案もありました。下水処理会社の方の提案です。石井県代表に繋げて参ります。
 土浦市おおつ野の市街地を禁猟にして欲しいとの要望がありました。県に確認すると「特定猟具使用禁止区域(猟銃)」の申請を土浦市を通して県に提出するそうです。区域設定には地元の同意が必要で、ハス田の方からはカモが蓮根を啄むので駆除して欲しいとの意見もあり、区域の調整を慎重に臨みたいとのことでした。是非住民の安全を優先して、両立を願いたいと思います。
 数々の要望が寄られます。できる限り対応する決意です。
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