平成27年度土浦市中学生模擬議会が開催され、中学生の中学生による議会運営と現執行部に対する一般質問がなされました。
土浦市内市立中学校8校から各2名の代表と、一般質問前後半を担当する議長2名の合計18名の中学生議員の質疑です。
もちろん質問は事前通告制ですが、再質問はないという事で執行部には真剣な答弁ながらも余裕が感じられました。
中学生たちは、学校の総合学習の時間を活用して土浦市の課題や身近な疑問を話し合って来たようで。中学生らしい提案は、新しい視点と発想を感じさせます。また、所謂大人議会では質疑とならないような問いも、ある意味重要な現場な意見の発出のようです。
質問は、レンコンのブランド化推進について「レンコンリップ(リップクリーム)」「蓮の葉茶」などの企画提案や、駅前新図書館への期待が語られ、更に、素朴な疑問として「側溝が埋まってしまい排水できない状況がある」との指摘、つくば市の合併のメリットデメリットを教えて欲しいなどがありました。
更に、ふるさと納税について、霞ケ浦の水質浄化、不審者対策としての防犯カメラとパトロール、救急車の利用状況、土浦駅付近のシャッター街を蘇らせるための施策、学校耐震補強、ゴミのポイ捨て体躯、少子化対策と素晴らしい内容です。
この中学生議会を通じて、未来の土浦市を担う中学生の成長が図られることを望みます。また、執行部や議会は希望溢れる中学生たちのための市政を推進していかなければなりません。
毎年の中学生模擬議会が、更に活性化し、歴史を積み重ねて発展する事を願います。