【しまなみ海道】因島大橋、生口橋、多田羅大橋を海上から臨む。その絶景のしまなみ海道の魅力に驚きと感動。2015.10.29

 10月29日から二泊三日の行程で、私と高﨑進県議は、広島県を訪れ、日本一との評価である「しまなみ海道サイクリングロード」の現地視察をして参りました。
 素晴らしい天気に恵まれ、そして広島県道路企画課と同東部建設事務所三原支所の皆さまのご配慮により、きっと視察としては最高のシーンを拝見し体感し、感動をして数々の事を学ばせて頂きました。
 ここにお世話になった皆さまに心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。懇親の席では縦横無尽に忌憚のない意見交換ができたことに重ねて御礼申しあけたいと存じます。
 さて、初日の視察は、東部工事事務所のご配慮により、海上から翌日のサイクリングコースを確認する機会を頂きました。
 午後2時8分に、東部工事事務所のある三原駅に到着し、すぐさま三原港へ。そして、小型の船舶は、明日のサイクリング出発点となる四国愛媛県今治市多田羅のしまなみ公園目前の海上を目指しました。
 途中、海岸線を走る「しまなみ海道」の路線を確認しつつ、サイクリストの休憩スポットやビュースポットを確認しつつ、四国発祥の国産レモンやしまなみ海道を彩る八朔などの柑橘類の山斜面を眺めました。
 そして、サイクリストの聖地であるしまなみ公園至近の「多田羅大橋」を船舶は潜りました。見上げる「多田羅大橋」のスケールに驚き、明日は、あの大橋のうえを走破するのだと覚悟しました。
 次いで、生口橋を潜り、更には、因島大橋を海上から見上げました。これらの橋は、すべてが高速道路「西瀬戸自動車道」であり、「しまなみ海道」として表示がされています。高速道路の車道の両サイドを走る「多田羅大橋」と「生口橋」、そして、因島大橋は、自動車道と自転車道・歩道が二層になっており、サイクリングは自動車道の下部に設定されています。高速道路と自転車道の素晴らしいコラボを発想し実現にこぎ着けた努力に心から感心します。
 なによりも、広島県と愛媛県、そして、広島県尾道市と愛媛県今治市が、これほど連係できたことに驚きを隠せません。
 そして、懇親の席では、この「しまなみ海道」に、心血を注ぎ、自らの手足で、サイクリングロートを切り拓いた先人のご苦労を教えて頂きました。当たり前のようですがね「しまなみ海道」は、一朝一夕に為し得たものではありません。深くて温かい「しきなみ海道」への愛情を私たちは、サイクリングのどこかで感じながら、サイクリングを心から楽しみたいと思います。
 「しまなみ海道」調査の初日は、サイクリストの心を知らなければ為しえない「しまなみ海道」の成功の鍵の一端を教えて頂きました。
 

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 因島大橋を海上から臨む。最高のロケーション。
 

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 生口橋を頭上に仰ぎ、明日の疾走を期待。
 

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 因島大橋。吊り橋の優雅さと、自動車道と自転車・歩行者道2階建てのフォルムに驚き。