10月30日、いよいよ「しまなみ海道」体感のサイクリングが決行されました。
走行距離は、約40㎞るまず、尾道駅から、サイクリングの出発点として、愛媛県今治市の多田羅しまなみ公園まで、「しまなみサイクルエキスプレス」で移動します。
「しまなみサイクルエキスプレス」は、瀬戸内しまなみ海道を透高速バスですが、自転車を積み込むことができ、サイクリニストと重要な移動アイテムです。
多田羅しまなみ公園は、サイクリストの聖地と呼ばれ、この場所から多田羅大橋を望む景色は最高です。また、自転車を架けるオブシェや石積み、そして、写真撮影のポジショニング表示などきめ細かな公園整備が都と得られています。
そして、「しまなみ海道」の基本であるコース設定を誘うブルーライン(路面標示)i導かれ、いざ出発です。
まずは、最初から多田羅大橋までの上り坂。勾配は3%以内であり、単調な登りではなくリズムある上り坂と下り坂を組み合わせてサイクリストの心と体の負担に配慮されています。
多田羅大橋は、大橋の梁が自転車道の内側にあることから、自転車道が海側に迫ります。つまり、高所恐怖症には十分に怖い高さでありね緊張感が走り、まだ景色を楽しむ余裕はありません。
大橋を過ぎれば、緩やかに下り坂を少しずつの婉曲を楽しみながら楽しめます。途中、サイクリストのハンドル操作によるオオバーランに備える怪我などを防止するラバー(セーフティネット)が設置されており、このラバーに広告掲示による収入確保の試みがされています。更に、自販機ではコカコーラ社の協力による寄付月の販売機もあるなど、自主財源確保の試みに感心されます。
次に、生田橋を経由し、サイクリスト御用達のシャベット屋さんに立ち寄り、一息入れ間す。更に、サンセットビーチでも、島で採れた八朔を試食させて頂きました。
最後の橋は、因島大橋。橋に至る坂道は「しまなみ海道」随一の難関であり、残念ながら一部自転車を降りて押す姿を見せてしまいました。
ゴールに至る直前では、尾道市民の足である連絡船に短時間乗車して、尾道駅前に到着。最後に、40㎞挑戦の有志の様子を写真撮影しました。
正直、疲れました。お尻の痛さは極限に達し、体重と筋力の鍛錬不足を嘆くばかりですね。
それでも、「しまなみ海道」の広島側を走破した事実は、最高の思い出であり、満足いくものです。
この「しまなみ海道」と、「つくばりんりんロードと霞ケ浦自転車道」の個性あふれる違いを、これから真剣に考えて参りたいと思います。基本は、サイクリストの心です。そして、最高のサイクリング環境整備に日々改善の努力を重ねていかなくてはなりません
朝、尾道駅にて。
「しまなみサイクルエクスプレス」には、自転車を持ち込めます。
多田羅大橋を走るサイクリストをバス車窓から。
サイクリストの聖地への誘い。
心配りの駐輪場とサイクリストのオアシス。
芸術のオブシェが「しまなみ海道」の雰囲気を高めます。
いざ、出発。
セーフティマットは、サイクリストの安全確保と自主財源を確保。
因島大橋を背景に。
水上バスも尾道の大切な交通手段。