治水と利水。桜川流域の安全に資する改修事業を。

 平成23年度桜川改修既成同盟会の総会が、筑西市役所スピカ分庁舎6会で開催されました。
 桜川流域4市の県会議員は、同会の顧問になっていることから私も初めて出席しました。
 一級河川である桜川は、土浦土木事務所管内に、土浦工区10.0kmと筑波工区15.5km、筑西土木事務所管内に、真壁工区11.75km、大和工区4.75kmの合計42.0kmの改修事業を行うものです。
 事業費は、平成21年度4億7千万円、平成22年度2億8千万円でした。事業費に応じて支払う負担額があることから、決算にせよ予算にせよ簡単な内容で、開催することに意義を見出すものです。
 桜川改修は、昭和61年の河川氾濫被害を復旧し、治水事業による災害防止に力点が置かれています。それでも、土浦と筑西の各土木事務所の資料は微妙に違っていますし、説明のポイントも違っていました。
 申し訳ないけれども、今年度事業概要説明としては物足りなさを感じます。河川護岸工事と橋脚工事等、県と市の事業負担のあり方はもっと整理されるべきであり、震災による補修はスピート感あるものであって欲しいと思います。
 ましてや防災の観点から、より安全性の高い事業展開が求められるはずですが、現状は反映していないと思われのが残念です。
 午後は、県庁公明党控え室にて、企画部の事業概要等の教示を受けながら、私自身の委員会への発言スタンス等をお話しました。
 実りある議論とはね地域の意見要望を実現させるために、資料と研究の上に成り立つものと思います。
 委員会質疑は、当然のことながら議事録に残るものであり、軽々に発言するものではありません。
 責任ある言葉を選びながら、茨城県民のために議論して参りたいと思います。