【防災対応】土浦らしいミニFM局開設を目指したい

 先の地方統一選挙土浦市議選で、私たちは土浦市長宛に、防災無線の発展形としてミニFM局の開設を要望致しました。
 そこで、今日はつくば市に「ラヂオつくば」の増田社長を訪ねて、同社の現況や開設経緯、課題等をお話頂き、イーアスつくばのサテライトスタジオを視察させて頂きました。
 FMラジオ局は、県内4ケ所(水戸、日立、鹿嶋、つくば)にあり、それぞれが形態の違う中で地域コミニュケーションラジオとして頑張っています。
 東日本大震災を受けて、各地でFMラジオが、避難喚起や復旧対応と情報伝達ツールとして見直されていることから、数少ない周波数の獲得合戦の様相も見受けられます。
 周波数認可は、総務省の割り当てを、数多くの条件を満たした上で待つもので容易ではありません。
 それでもFMラジオの魅力は予想以上に大きいと期待されます。
 許認可事業であるが故に思うに任せませんが、土浦市らしい地域コミニュケーションツールとしてもFMラジオに拘っていきたいと思います。
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今日の増田社長との懇談は、多くの示唆に富むものでした。後日まとめてお知らせしたいと思います。
 午後は、県庁にて、土壌学の教授である田村先生を講師に、原子力と農業担当職員とともに、セシウム137について講義を受けました。
 特に、酸性アルカリ性のPH値により農作物がセシウム吸収の懸念があることをあらためて学問的に学びました。
 既に本ブログで記載したことが、土壌学の知見からも見通されるもので、これからはリスク回避の観点から農作物の取り扱い方法に十分な検討が求められます。
 生茶葉から検出されたセシウムは重大な問題を示唆しているもので、特に酸性土に良く生育する農作物は的確な指導が必要です。
 同様なセシウム検出の広がりを防ぐ施策を実行すべきと考えます。