【県会2定】過去最大の補正予算を審議、国補案件では構想力と実行力に欠けるかも。

 茨城県議会は、今日から一般質問が始まりました。2日間8名の予定です。
 前定例会までは、1日3名の時間割でした。これも議会改革の一端として一般質問登壇者の増加による質問機会拡大です。
 ただ、昨年末の県議選で多くの新人が当選したことから、四年間で一度も質問しない新人議員を出さないために工夫された?との側面もあるようですが、結果として新鮮な質疑がなされれば結果オーライです。
 本日の一般質問への感想は、質問事項については、震災対策補正予算審議が主であることから、国の第一補正予算に準じており質問の余地がないものもあり総花的と言えるかもしれません。
 緊急性の高いものに議論が出にくいものですし、二次補正が出て初めて復興に至る側面がよく分ります。
 つまり、国の対応の遅さに驚くばかりです。
 復旧のための土木部関連予算ですら、箇所付けがやっとで予算付けまで至らないものでは、補正予算執行の時期を聞いてもままなりません。
 本当に困ったものです。
 よって県単独事業の比率は低く、県の特色が出ないことから、茨城県総合計画のローリングにしてもローリングはします、しかしこれから検討します、となっているのです。これでは審議できないと思います。
 残念ながら、想定の範囲の回答が多いなと感じた今日の一般質問です。