高速道路無料化の設計ミスは、いかにも民主党が「無料化」を残すことに拘りの中で運用されているように見えます。
まず、利用者数の予想とともに、水戸インター・那珂インター出口の長蛇の列=渋滞にあります。
そして、利用者となる被災者の概念を基礎自治体である市町村に、指針や想定問答等を出さずに、丸投げしたことだと思います。
だから、混乱が起る。政策の設計不備が、あまりに無残と思えるのです。更に言えば、庶民の心や現場の動きへの無知から来ていると思えてなりません。
いずれにしてもね渋滞はなくならず、水戸市周辺の被災者の皆さまからの苦情は絶えないことになるのです。
さて、本日、茨城県公明党は、橋本知事宛てに高速道路無理化に伴う要望書を提出しました。要望書は、上月副知事に手交したものです。
要望事項は、
①一般出口の拡充や、事務処理の円滑化、誘導員の増強を図り、渋滞解消を講ずること。
②出口の確認作業の簡素化をすること。例えば、ナンバープレートによる確認で通行化とするなど大胆な判断が求められる。
③無料開放区間を常磐道岩間インター以北として、北関東道の友部ジャンクションから水戸南インター間、及び東水戸道路を対象区間に加えること。
を要望して参りました。
ともあれ、無料化の本意と政策の影響力を精査した見直しも考えられると思います。