茨城県議会総務企画委員会の県外調査第2日。
午前中は、新潟県上越市の財団法人雪だるま財団を訪問し、本年広域財団になった同財団の街作りの方向性や先進的な工夫をは視察しました。
雪だるま財団は、雪に閉ざされる地域のの皆様が持つ「雪さえなければ」を、本当にそうなのかと問いかけて、①雪の情報受発信し経済性の確保 ②自然エネルギーとしての雪に変換を ③雪国文化圏構想のシンクタンク機能を目的に設立されました。
その過程は、リーダー的な安塚町の先駆的な発想を基に、合併の洗礼を受けながら、財政的に厳しい環境を乗り越えていこうとしているものです。
その発想は、公共の在り方や地域主権に対する問題意識をスタートに、職員と住民の意識を変換させるものでした。
具体的に庁内の課の名称を税務課を幸福推進課と変更するなと大胆な発想の転換から始まりました。更にコミニュティー推進を住民と職員の密着度を高めるむことにも努力されたようです。
現在は、雪の持つ自然エネルギーへのアプローチと田舎体験事業推進の中で大きな実績を示しています。
明確なハンデを逆手に取るような発想と行動は大きな参考になりました。但し、すべてがそのままに茨城にあてはまるものではなく、茨城バージョンの模索は続くと思います。
午後は、新潟県糸魚川市のジオパーク構想を視察しました。
茨城県も県木信仰としてジオパーク構想があり、先進地域として学ぶ日置ことが多でした。
糸魚川市は、かつて地理の授業で学んだ「フォッサマグナ」の地域を地質的に特徴あるとして意義付け、特に「ヒスイ」を採取できることなどがポイントになります。この事業が、どの地域でも目標とする交流人口の増加と観光振興に繋がるというものです。
まだスタートして間もなくこれからの課題も多く見られましたが、糸魚川市そのものがジオパークという大胆なコンセプトの発展が期待できます。
糸魚川市にB級グルメがありました。
それは「ブラック焼きそば」。まさかの黒。まさかのうまさ。をキャッチに、イカ墨による黒ソースが見た目のインパクトが印象的です。そのうえでなかなかの美味しさで忘れられないB級グルメとなりました。
これに勝つB級グルメを作りたいですね。