【委員会視察】ブランドとは県民の誇り、それは裾野の広がりと集約の先端が大事だ。

 茨城県議会総務企画委員会県外視察の最終日は、富山県庁を訪ね、富山県の「とやまブランド戦略について」を視察調査しました。
 富山県の現状認識は、「悩ましく、歯がゆい」と言われ、県外大学への神学者が帰郷して就職しない現状、つまり、実際は石川県と新潟県に挟まれて観光よりも「地水・産業」を強化したことからYKKをはじめナショナルブランドがあり有効求人倍率も十分な水準にあるにも関わらずUタウンしない歯がゆさと「北国・いなか・勤め先がない」のイメージ定着へのな悩ましさと言うことです。
 そこで、地域イメージのブランド化と商品・サービスのブランド化を目指す「とやまブランド戦略」を策定したものです。
 お話からは、歴史認識の明確さや高級感の醸成、公の主導等に練りこまれた戦略を感じました。そのうえで、どちらかと言えば「地味」な人柄人情から、派手さがないところで「地道」な歩足の戦略を感じます。
 富山県の商圏が、関西・中京圏であることから、私たちが目にする機会が少ないため茨城県から富山県をイメージすることは難しいですね、
 それでも、富山県が「観光」をメインにプランドの高度に、地域や民間や歴史認識を取捨選択して検討していると思います。
 やはり、プランド意識は、当地の県民意識に他ならないと感じました。茨城県民が茨城県をどう思っているのか。どこまで知っているのか。誇りはあるのか。東京的であるべきか、そうではないのか。ここにポイントがあるといつもながらに考えます。