【時代】健康で、やり遂げる強い意志があれば、時代の奔流と共生できるはずだ。

 午前中は、市民相談に応じていました。
 その内容は、土地の問題であり、国道として供されている相談者の私有地の取り扱いについてです。
 土地の問題は、当然のことながら権利関係であり、歴史の問題とも言えましょう。そして、将来に禍根を残さないための納得の理解が必要です。必ず当事者がいる問題ですから、お互いの胸襟を開いた話し合いが大切だと思います。
 午後からは、土浦市役所を訪ね、企画部門で土浦市と県に係る直近の課題を話し合い、ついで記者クラブにて最近の記事について懇談しました。
 マスコミの影響の大きさは皆さんがご存知の通りです。しかし、報道もまた話題性ではない社会性の観点から記事になるものと信じます。
 また、報道される側や、時として報道して欲しい立場にあっても、公共の利益(これも難しいですが)から、会見することも必要でしょう。
 その後、小美玉市を訪れ、小美玉市の新事業について状況確認をして参りました。政策も政争と成れば陳腐化してしまいます。政策なのか政争なのかの見極めの中で、市民の判断を仰ぐことが必要ではないでしょうか。
 続いて、茨城空港を訪れ、退役した自衛隊機二機の展示を見てまいりました。茨城空港は自衛隊との共用空港であり、この展示も茨城空港ならではとして話題性が出てくればと思います。
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 夕刻より、茨城県議会名誉議員となった山口武平氏の同称号受賞と卒寿を祝う会に参加しました。
 山口武平氏は、1955年の茨城県議会初当選。いわゆる保守合同・55年体制ができた時に県議となり55年間、四代の知事とともに県政を歩まれました。
 この間には、鹿嶋開発・研究学園都市の形成・高速道路整備・科学博の開催・TX開通がありました。そのすべてが同氏の業績だとは言わないものの、山口氏が言われる”茨城県の復興、全国レベルの向上へのあくなき追求”は、高度成長とともに光と影を残しながらも成果があったと言えるでしょう。山口氏は、健康で生き抜いたが故に、多くの人と何かを成し遂げた言われる年嵩を見たと思います。それは山口氏の一時代であると評したいと思います。
 私自身は、お会いした事もお話したこともありません。加えて続く同様のリーダーも今は分かりません。その観点からの感想です。
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