霞ヶ浦の「豊かな水」があったればこそ、日本一のレンコン生産地茨城がある。

12月19日付けの茨城新聞19面「県民の声」に、「奇異に感じる『レンコン畑』」の投稿がありました。
投稿された小美玉市の農業山口和弘さんのおっしゃる通り、レンコンは水田以外で作付するのは困難です。どう見ても「レンコン畑」との表現は誤りです。『ハス田』とすべきです。
同紙の記事。年末の風物詩として掲載のレンコン収穫の写真に明らかです。

やっぱり農業と言うと「畑」の作物ばかり思いつくからなのでしょうか。キャベツとダイコンも、ハクサイも。食卓には「畑」の野菜が席巻してます。一方で、「水田」の最大栽培物である「お米」が食卓の話題に登らないからかも知れません。

少し話がそれますが、私は「レンコン」などカタカナ表示が余り好きではありません。「レンコン」は「蓮根」、「ハス」は「蓮根」「蓮」が正しいと思います。

是非とも新聞をはじめ「レンコン畑」表記を止めていただきたいと思います。

霞ヶ浦の「豊かな水」があったればこそ日本一のレンコン生産地茨城があります。一年を通して、満々たる水量を誇り、霞ヶ浦総合開発などを経て洪水などの水害を乗り越えた霞ヶ浦沿岸の「レンコン田」です。

私は、霞ヶ浦の恩恵を正しく認識して、霞ヶ浦の新しい価値を創造していきたいと思っています。