【こころの医療】地域に開く、プロを育てる、全国へ発信。茨城県立こころの医療センターに期待大。

 午後、茨城県立こころの医療センターを田村けい子県議茨城県公明党女性局長を中心に県内女性局メンバーと訪問視察しました。
 「こころの医療センター」は、10月1日の新病棟オープンに向けて最後の調整中であり、病院新築と共に、茨城県の精神科の政策医療の拠点病院としての新しい展望を持った新病院の充実を目指しています。
 視察では、土井院長から、同病院が目指すものをじっくりご説明いただきました。それは、旧県立友部病院時代の歴史を踏まえて、新しい「こころの病院、こころの医療」の①基礎となる医療 ②きょうの医療 ③あすの医療 の三つの医療への高いレベル観への挑戦のように聞かせて頂きました。
 更に、①地域に開かれた中核病院 ②プロを育てる専門病院 ③全国に発信する先進病院 という目指す病院像は、県立病院の良い意味で野心的な目標として深く共感できました。
 そして、その実践を「病院の外に一歩踏み出す:アウトリーチ活動」と戦略とするとの宣言は、いわゆる「精神科病院」から「こころの医療センター」への旅たちのようにも思えました。
 私は、土井院長の方針に大きな賛同の拍手を贈りたいと思います。
 私たちは、こころの問題から逃れることはできません。人間それ自体が、心の、精神の外形だと思うからです。縁に紛動される、瞬時に変転してこそ私自身の心のなのだと思います。
 だからこそ、こころの医療は、東日本大震災で学んだ「支えあう」「助け合う」との心の発露で、地域に自然体で存在すべきです。
 申し訳ないけれど、うつ病イコール薬物治療ではない、こころを一面から見るだけではない総合医療として進めて欲しいと思います。
 9月の一般質問で、心の問題の典型として自殺問題を取り上げようとしていますが、更なる思索の機会を頂きました。
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午前中は、一般質問準備のために、教育庁職員の皆さんから質問項目に対する説明を頂きました。
 教育行政は難しいですね。何だろう。やはり、教職と行政の垣根、校長職のマネジメント(権限付与)、文科省の指導、学力テスト等が微妙なバランスに置かれていて、本質に辿りつかないような感想ですね。
 また、行政の担当課制が縦串とすれば、図書教室とか司書とかのテーマの横串が、議論不能な感もします。これからの私の課題です。
 朝は、ライオンズクラブの少年野球大会に参加して参りました。
 猛暑の中、予選を勝ち抜いた少年少女達のパワーには圧倒されます。この子供達の未来を拓きたいと思うばかりです。
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