【防災計画】防災に「想定外」は許されない。危機管理はリスクヘッジとリスクテイクの絶妙なバランスをとることだ。

 茨城県地域防災計画の見直し(改定)が行われることになりました。
 皆さまもご存知の通り、橋本知事は8月10日の記者会見の席上、今回の東日本大震災の中で、「地震対策」「津波対策」「原子力災害対策」の徹底的な検証をするために、茨城県防災会議の中に「地域防災計画改定委員会」を設置して、委員会の中には「地震・津波対策検討部会」「原子力災害対策検討部会」を設置したいと述べました。
 更に、改定方法についても、①各部局から課題抽出、対応策検討 ②委員会審議 ③委員会で改定計画素案策定 ④パブリックコメントをしたいとした。
 加えて、8月下旬から県民アンケートを1万5000件実施、沿岸部には2,000件を宛て、直接面接方式も採用するとした。
 そして、課題として「津波対策の初動」「EPZ」等も国の状況を実ながらも検討すると会見しました。
 私の一般質問案件にも、当然地域防災計画についての検証かあります。
 そして、①東海第2原発の位置(EPZ) ②避難誘導 ③初動の内でも市町村との連絡と災害状況把握 ④可燃性の高い危険物の管理と許可 ⑤液状化 ⑥被災者支援システム ⑦二次災害対応 ⑧更に遡って歴史に学ぶ ⑨避難拠点としての学校の運用と災害対応設備 ⑩ハザードマップの検証 ⑪県民参加 ⑫弱者対応 ⑬情報提供(広報体制) ⑭風評対策 ⑮水・電気・燃料確保 ⑯災害救援道路の整備 ⑰アーカイブ などについて、改定願いたいと思う。
 どうしても、国の指示待ち的や前例踏襲、縦割り発想が、改定作業の限界や硬直性に繋がらないことを願いたい。
 
 さて、お盆を迎えて多くの企業も休暇に入り、帰省する方で道路も混雑して参りました。
 今朝は、実家に立ち寄ってから、遠方に居られる公私共にお世話になった方を訪ねました。実家で、蓮の花をもらって届けました。
蓮は、泥中より生育して、凛として大きな花弁の花を咲かせます。写真を撮りましたのでご覧下さい。
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