グリーンスローモビリティの運行実験スタート<つちうらMaaS実証実験>

7月15日、「2023年度つちうらMaaS実証実験」の開幕式典が開催され、八島功男議員が出席し、出席者を代表してテープカットを行いました。

MaaS(Mobility as a Service)とは、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスです。
土浦市でのMaaSの取り組みは、関東鉄道(株)が中心となり、地域経済の活性化を図るとともに、未来技術を生かした地域内外モビリティを向上させることを目的としています。土浦市と協働して、土浦市内の観光資源を活かした観光推進や市民の移動手段確保等の施策を展開しています。
今年度は、グリーンスローモビリティの運行実験、AIデマンドバスの運行、つちうらMaaSチケットの販売の3つの事業を行います。

なかでも、グリーンスローモビリティの運行実験は、時速20km未満で公道を走り、狭い路地も走行可能な環境負荷も少ない電気自動車です。神立駅から神立駅西口地区を循環するルートと、土浦協同病院からおおつ野地区・霞ケ浦環境科学センターの区間を運行するルートの2つのルートで実施します。
実証実験期間は、7月18日(火)~来年2月29日(木)までです。どなたでも無料でご乗車できます。
グリーンスローモビリティは、新しい公共交通への挑戦です。新しい公共交通は、車の所有から離れ、AIを活用し、アプリによるキャッシュレスが日常化し、環境負荷の圧倒的な軽減を図るものです。