再び霞ヶ浦の「アオコ」の異臭が放たれてきました。降雨により攪拌されまた水温も下がったところで「アオコ」も収束に向かうと思われましたが、気温上昇とともに再び「アオコ」異常発生の予兆です。
先の日曜日(9月4日)には、TBS「噂の東京マガジン」の「噂の現場」で取り上げられ、昨日は橋本茨城県知事が土浦市の土浦港と新川、石岡市坂井戸舟留まりを視察するなど注目されました。
知事は、「大量発生の原因を突き止め、県と市が同じ問題意識を持って対策を講じていく必要がある。国に予算確保をお願いしたい」と話されたそうです。
土浦市も9月定例会に、アオコ対策費の補正予算42百万円を計上すると聞いており、13年振り異常発生は、生産性のないお金の投下と言うやりきれない結果になります。
TBSでは、腐敗したアオコの異臭の話題と、有効利用の話題だったようですが、匂いについては、土浦市に来ようとする観光客の皆さまの足を止めるものでもあり、本当に困ったものです。こんなことで注目されるのはマイナスですね。
私も今日二打日の土浦港のアオコ所舟「水馬」を視察して参りました。
今回は脱水する機械が稼動しており、ドラム缶に溜まる様子を見て参りました。まず汲み上げるために、水面のゴミを処分し、ついでくみ上げる過程で気泡と薬剤で、水中満遍なくあるアオコの一つ一つを繋ぐようにし且つ水面に浮かすようにしてから、脱水機に運ぶとのこと。小さい粒子のアオコですから、かなり厄介な工程で除去しています。集められたアオコは、肥料にもなると聞きました。本格的な乾燥工程があれば再利用も可能のようです。
ともかくも霞ヶ浦の冨栄養化に問題があります。是非とも生活者としては、下水の普及率を上げて参りたいと思います。
実家に行きました。庭先の田んぼに白鷺が二羽。どうも「どじょう」を啄むために収穫終えたハス田に降り立ったようです。
じっと、どじょうの来し方を待っています。そして、くちばし一閃の捕獲で白鷺はお腹を一杯にするそうです。
何かと注目される「どじょう」となりました。「どじょう」の捕獲は、政界の誰の課題なのでしょうか。