【土浦産業祭】故郷を感じて、愛して、広めたい。農と工と商と食と、全ての連携に故郷がある。

 毎年恒例の風物詩でもある第35回土浦市産業祭が、今日22日(土)と明日23日(日)の二日間盛大に開催されています。
 残念ながら初日のオープニングは、雨を予想して昨晩中止を決定。確かに、各店舗の仕込み準備は大雨でしたが、午前10時には晴れ間が覗き込みました。
 周りでは、誰が雨男なのか、誰がなれたくなかったのかの他愛もない犯人探しで盛り上がり、太陽の光が差すと、これで人出は大丈夫と胸を撫で下ろしていました。
 実は、私は開場式に来るゆるキャラが目的でもありました。今日はね土浦市のマスコット「つちまる」君と茨城県のマスコット「ハッスル黄門」様が登場するというので、県と市の揃い踏みを楽しみにシャッターチャンスを狙っていました。やはり、邪な考えはダメですね、
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 会場を一周しながら数々のお話しをさせて頂きました。
 タバコ組合の方達からは、タバコ増税へのご意見を頂き、値上げは税収に繋がらないのは明確との小売の現場からのご意見を頂きました。更に、生産農家の減少と減収も明確であり、嗜好品の中でタバコを狙い撃ちするような政策は回避して欲しいとの強い要望です。
 私も、前職ではタバコ栽培農家も廻っていました。タバコ小売のお店も集金に廻っていました。その零細で高齢化している現場を知っているだけに、増税だけではない、その影響を回避し緩衝する政策を明確にしなければならないと考えます。
 また、今回は、復興財源の確保のための具体的な案とは言え、民主党が断念した矢先の公明党のタバコ増税容認報道となったことから、世間は公明党の民主擦り寄りとの誤った理解もあるようです。ましたや、厚労相の発言は、まさに民主党らしい思いつきと思い込みによるもので、例えば「タバコは健康に悪い」論だけで本旨うに軽いものに感じます。政治不信は、明確な論理と納得が必要ですが、信用に程遠い発言は本当にいやなものです。
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 タバコ組合の方は、この産業祭の間、投げ捨てられたタバコの吸殻を回収して歩きます。この努力の中で、嗜好品を守りたい、マナーを守りたいと努力されています。ここに応える事が大切だと考えます。
 さて、この産業祭は、「農林水産祭農産物品評会」も実施されます。多くの出品があり、土浦市長賞や茨城県知事賞等々の受賞がたくさんありました。受賞された方の日頃のご努力に敬意を表します。
 今回は、地元田村町と沖宿町の方の受賞が多くありました。中でも、レンコンでは、土浦市長賞、茨城県知事賞、茨城県県南農林事務所長賞なと多数がありました。本当におめでとうございます。写真は、田村町の大川祐一さんのレンコンです。茨城県知事賞です。さすがです。
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 最後に、障害者支援センターや福祉作業所で丁寧に心を込めて作られた。レンコンの輪切りの形のコースターを掲載します。
 これいいでしょ。私は気に入りました。素朴で、温かくて、レンコンだって直ぐに分かって、これが広まるだけでも土浦レンコンの消費拡大だと思います。
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