土浦市長選挙が、本日、告示されました。
結果は、規定事実にのように、現中川清市長の無投票三選により中川市政3期目が決まりました。
午後4時からの出陣式は、多くの国会議員や県議、更に近隣市町村長がこんなにも数多くと思われるほどに出席して開催されました。まあ、無投票とするために万全の体制を敷いたわけですし、随分前から無投票は確定していましたから緊張感に欠けた出陣式もやむないものです。
来賓挨拶も、「無投票の重み」程度の話であり、「呉越同舟」、「オール与党化」が、姿勢発展に繋がるかどうかを全員が責任をとる覚悟が必要だと思います。
ましてや、二期連続無投票ですから、如何に中川市長が強いのか、ここまで対抗馬を出せない土浦市の政治状況なのかは、大きな課題を残します。
少し前から、四年後を占う話題があるとも聞きますから、3期目の市政にある市庁舎・消防庁舎・国民宿舎「水郷」・市民プール・市民会館等々の箱物が目白押しなことを考えると、行財政改革の真実をこれから問わなければならないかもしれません。そして、合併特例債が骨格の資金手当てながらも、財政負担増の結果が3期12年となってはいけないように感じます。
いずれにしても無投票になったことで、相当金額の経費削減になったことは喜ばしいことですね。
しかしながら、現時点で土浦市政についてね口角泡を飛ばしての議論も、将来構想の夢の語りもなくなったことに市民の一人として残念にも思います。
世間では、中川市政について、多くのことが語られています。それは8年も経てば否定批判的なものも増えてきます。確かにワンイシューで耳目を引くことで勝負に出ることも可能ではなかったかとも思われます。しかし、それでも中川市長には勝てないが多くの判断基準だったことでしょう。
是非とも、3期目の中川市長に、本格的な政治手腕の発揮をお願いして土浦市の再興を託したいと思います。