私も簡易携行型の放射線測定器(ガイガーカウンター)を購入しました。
購入したものは、ウクライナ製の「TERRA MKS-05」。まずは、γ線の放射線量率を測定できるもので、約3分程度で誤差率表示が20%程度になり放射線量表示が安定します。アラームとパイブ昨日があることから、実際に携行すると気になる存在です。
早速、自宅を測定しました。土浦市永国の自宅は、まず自宅リビングは0.13μ㏜/hです。更に、雨樋の下にある雨水升では、0.27μ㏜/hでした。
建物外の線量は、0.23μ㏜/hを若干超えることから決して低位な状態とは言えません。この簡易的な測定結果を、私自身がどう受け止めるのかを考えました。そして、「一喜一憂しない計測量」と考えました。それは、例えばすぐに市役所に除染依頼するものではなく、やはり予想通りのところに、それなり出た放射線量との判断です。また、地上に直接置いての計測であったことも考慮しました。日常生活で、気を付ける所はでは十分に注意すると言うものです。
これについては、色々なご意見もあろうかと思います。是非、ご意見をお聞かせ下さい。
なお、私は私の考えを皆様に押し付ける心算はないことを敢えて記載して置きます。
土浦市は、昨日「土浦市の放射線対策における現状について」を取りまとめて発表しました。そこでは、現況を「土浦市における空中放射線量の全体的な傾向としては、南部地域に高い傾向が見られますが、全ての定期測定ポイントにおいて、文部科学省が、「福島県内の学校の校舎・校庭等の線量低減について(通知)」で除染の目安として示した、1マイクロシーペルト/時を超えたポイントはありません。」とし、「しかし、地形や雨水などの集積度合いにより、線量の高い箇所が局地的に存在していることから、今後、さらに測定ポイントを増やし、継続的かつ詳細なる調査を実施します」と明記しています。
そして、「放射性物質汚染対処特措法」に基づく重点調査指定地域のの申請を行いました。これは適切な対応だと思います。
今後は、土浦市としての除染計画を策定し、本格的に実行することが求められます。
我が家の放射線量を測定することは、つまり多くの方と同様に放射線量の実態に向き合うことです。折角の測定器ですので、心配な地点があれば出向きたいと思います。ご連絡下さい。