【東京駅乗り入れ】常磐線最後で最大のチャンスかもしれない。土浦と東京が繋がるビジネスチャンスだ。

 「常磐線東京駅乗り入れ促進大会」が、橋本知事をはじめ、多くの常磐線沿線関連の議会や執行部関係者が集まり開催されました。
 橋本知事は、茨城県常磐線整備促進期成同盟会会長及び茨城県観光物産協会会長として挨拶に立ち、東日本大震災直後のJRの復旧作業において、常磐線を利用し通学する高校生のために不眠不休の努力で卒業式までに復旧を間に合わせてくれたことに謝しながら、現在のJR東日本水戸支社長の前任がこの東北縦貫線の工事所長であったことにから、東京駅乗り入れに尽力して欲しいと述べました。
 更に、観光客の利用が少ないことが常磐線の課題であり、東京駅乗入に期待大であると、東京駅乗り入れによる茨城県の発展を述べました。
 また、主催者の一人として、茨城産業会議の席正夫議長は、関連市町の執行部や議会とともに経営者団体も協力し合って、総合力を持って高崎線や宇都宮線より一本でも多い東京駅乗り入れを確保したいと述べました。
 続いて、JR東日本㈱熊本執行役員水戸支店長が現況説明に立ち、この常磐線東京乗り入れは自身のライフワークなになると述べて、平成25年の東北縦貫線の遅滞ない完成とともに、多くの皆さんの期待に応えたいと述べました。
 その後、東北縦貫線の工事進捗状況と工事手法について建設工事部片岡課長の説明がありました。
 また、地域の期待を訴える挨拶が、土浦市中川市長と牛久の門井氏からありました。
 最後に、大会決議を満場の拍手を持って承認し、まず今月28日に予定されるJR本社への陳情への意思統一を図りました。
 ともあれ、東京駅乗入は土浦市にとっては大きな土浦市経営のビジネスチャンスとも言えるものです。極端に言えば、インフラの面から言えば鉄道関連最後のチャンスです。ここに土浦市活性化の打つべき手を打って参りたいと思います。
 それは、広く大きく土浦市のウイングを拡大する創意工夫によらなければならないと考えます。東京駅と土浦駅の、不思議な縁を結びつけるような研究もしたいと考えます。ぜひアイデアをお寄せください。
 DSCN1835