土浦警察署を訪ね、今話題の自転車の道路使用状況についてお話を聞いて参りました。
今、ピスト自転車の取締についてテレビで放映されてから、そもそも論を含めて「自転車はどこを通行すべきか」が話題になっています。
夕方のテレビでも、水戸市内の国道50号沿いの自動車道や歩道と完全分離した自転車専用道路が紹介されていました。先進的な自転車道と施区立の形手施あり、道路施設の計画そのものから斬新的に取り組まれた好事例だと思われます。
さて、通常の地方都市の現状からは、第一義的には「自転車は歩道を通って良いのか」だと思います。それは、そもそも自転車は、道路交通法上軽車両と位置付けられており、当然歩道と車道の区分のあるところは、車道通行が原則だからです。つまり、歩道は例外です。
そして、歩道を通行すれば、歩行者とのトラブルがあり、車道を走れば車との危険性が迫ってきます。
ではどうすれば良いのか。土浦警察署では、「自転車安全利用の五原則をシッカリ理解して、つまりマナーを厳守して、歩行者優先を徹底して歩道を通行することはやむを得ない」と言うものでした。
テレビ報道等の歩道から自転車を排除することは、今後自転車通行の安全が確保されることが肝要だということです。自動車が自転車を巻き込むことなどが発生してはならないのです。
私的には、自転車の安全通行の環境整備に取り組むということです。
土浦市は、高校生や中学生の多くが自転車通学をしています。だからこそ重要な施策となると考えます。自転車道は2m、自転車専用道路は3m、自転車歩行者専用道路は4m、スピートも30㎞、15㎞で区分があるようです。土浦市内にモデル路線はできないでしょうか。是非とも検討したいと思います。
そして、高齢者にとっても使用しやすい自転車通行地帯を作ることで、ユニバーサルデザインの社会が作られるのではないでしょうか。老いも若きも事故はあってはならないのです。
ともかく、歩道をやむなく通行する自転車よ。歩行者優先を片時も忘れるなと徹底したいと思います。