議会で発言するものとして、やはり信じられないのは、民主党政権の原発議事録未作成だ。
私とて、一般質問はもちろん、一問一答となる常任委員会の一言一言は、議事録に残るものとして、まずは慎重で正確な発言であるとともに、後日に明確な発言として残すための意義を見出しています。
だからこそ、「民主党は信用できない」と明確に判断できる。
各紙の社説のタイトル、朝日新聞は、「原発議事録―「検証」阻む政権の怠慢」、読売新聞は、「原発事故議事録 「作成せず」は民主党の悪弊だ」、日経新聞は、「信頼遠ざける原発情報隠し」としました。
そして、この事実は、民主党政権の本質を端的に表していると思えてならない。
①民主党の失策各紙であり、あえて記録しなかったのではないか。
②政策決定過程が不明なのは、本件だけではなく、政策の迷走と無責任性そのものと言える。
③民主党の野党時代は、文書管理と情報公開に声高だったではないか。
④これは、公文書管理法に明確に違反している。
⑤「記者会見で発表している」の言い訳も空々しい。口裏合わせのやり取りがあると言う人もいるらしい。
⑥将来のために、失敗も成功も検証されるべきで、将来ーの責任感のない政権など誰が信用するのだろうか。
⑦これが民主党の「政治主導」「官僚性悪説」の結果だとすれば、何をいつどこで勘違いしてしまったのだろうか。
⑧民主党の言葉の軽さが、議事録未作成と言う形になったと言える。
⑨この原因追及は必須。責任を明確にすべきだ。
ともかく、「せめて録音したらどうですか」「会議にはマイクがありますよね」と、私自身の県議会の経験からでも必ずできる提案わ国会の民主党政権に申し上げたいと思います。