【ヨーカドー閉店】余震収まらず。議論百出であるがゆえに未来志向の責任ある構想が必要。

 イトーヨーカドー土浦店の閉店撤退が昨日の朝刊各紙に報道されて以来、土浦市内はこの話題で持ちきりです。
 今日も、県政報告のミニ懇談会を20人程度の支持者の皆様を前に開催させていただきましたが、「やはり一番の関心はヨーカドー閉店ですね」とお話した時の大きく頷く様子は、土浦市民の大きな話題であることを証左していました。
 その後、多くの方とお話しすると、やはり「イトーヨーカドー閉店 イコール 市役所移転」と捉える方が多いように思えます。これは、土浦駅前の賑わいを取り戻すために市庁舎移転しか思いも寄らない市民の正直な感想のようです。
 しかし、私は敢えて、「そんなに簡単ではない」と申し上げ、ヨーカドー閉店と市庁舎移転を分けて考えた上で、冷静に捉えなおす必要があると思います。
 何しろヨーカドー所有地1万5000㎡の店舗面積の価格について論究する方はいませんでした。つまり、まだまだ上滑りした話題なのです。
 こういえばお叱りを受けるかも知れませんが、「イトーヨーカドー閉店 イコール 市庁舎」ではあり得ない、役割・価格・面積・地権者・開発の経過・既に市庁舎用地対象となった地域の現状と動向・土浦駅北開発(図書館移転)・駐車場・近隣の駐車場等々とヨーカドーから提示された土浦市購入回答の期限等も考慮した問題があります。
 また、土浦市が購入するとなれば議会との調整も必要でしょう。この短期日で大きな金額の決断が求められていることに注目をしています。
 そして、時間の経過の中で、利権と調整の悪しき構造が発現されてはなりません。この事案は、土浦市民のための大きな事案です。私は、①防災 ②市民サービス ③賑わい ④市街地形成 の観点からこの課題に取り組みたいと思います。ぜひとも皆様のご意見ご要望をお寄せください。