【土浦雛まつり】商都土浦を彷彿と、雛人形に込められた愛情が今また蘇ります。

 3月3日の節句に誘われて、「第8回土浦雛まつり」を訪れました。
 土浦まちかど蔵周辺には、「つるし雛」をはじめそこかしこに雛飾りが展示されています。日本一のレンコンの産地らしく、レンコンの花托や葉を使用した「霞蓮(かれん)雛人形」やタニシで作られた「かすみ雛人形」などの創作が芸術の域に高められて、訪れる方々の感嘆を頂いているようです。
 商工会議所婦人部の無料お汁粉サービスもあり、この時期の土浦観光を何としても盛り上げようとの意気込みが感じられます。
 ゆるキャラ「つちまる」の内裏様と「キララ」のお姫様は、これからも土浦のイメージアップの先導をしてくれそうです。
 今日、一番感動したのは、個人宅を開放して三代にわたる雛人形段飾りの見事さです。
 この笹倉家に伝わる江戸末期からの雛人形を拝見すると、土浦が商家として盛んであっさたことが良く分かります。坂倉家の蔵は、一階が商品で二階が雛人形等だったそうです。ですから洪水の被害も蒙らず、ある意味女系の伝統が守られてきました。
 商都土浦の奥深さを感じます。そして、毎年、多くの観光客を自宅に向かいいれて説明をして下さるご当主と奥様に心からの感謝を申し上げたいと思います。土浦雛まつりを支える皆さまに土浦の底力を感じます。
 さて、江戸次代の雛人形は面長でした。久家の細面を模しています。そしてだんだん丸い顔に名の、昭和初期から第二次大戦直後までは人形自体が小さくなっているように感じました。雛人形もその時代を反映します。しかし、親御さんが娘の幸せ(嫁ぐ幸せでしょうか)を願い祈る形が一体一体の雛人形にあるようです。この家族の一族の幸せを守り抜く雛飾りに思えてなりません。
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 つちまるとキララ
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かれん雛
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レンコンの花托に
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笹倉家の代々雛かざり

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