【産業技術専門学院】モノづくりと人材育成、日本を支える幅広い裾野に産業技術の向上を。

 茨城県立土浦産業技術専門学院の平成23年度修了式が開催され、私も参列しお祝いのご挨拶をさせて頂きました。
 本年の修了者は、機械技術科15名、自動車整備課16名、情報技術科18名、コンピュータ制御科15名が晴れて修了し、各技能師補の資格を取得しました。
 修了者のほとんどが、見事に就職を勝ち得ており、採用する企業が技術ある即戦力を求めていることが分かります。参列した土浦・石岡・竜ヶ崎のハローワーク署長も同様の見解であり、動向が技術習得だけではなく就職にも力を入れていることは素晴らしいことと思います。
 式典で、式辞に立った酒井学院長は、「職業人としての実践的スキルを習得した修了生は、モノづくりの精神と忍耐力をもって、厳しい環境で頑張って欲しい。社会では、職場の人間関係やルール、相手の立場、正義感等を学びながら、社会に貢献できる青年であって欲しい」と万感の思いを込めて餞としました。
 私も、東日本大震災で分かった日本の製造業の全国的な裾野の広がりを皆さんが支えていることを指摘し、技術の伝承と向上の一歩を踏み出して欲しいと話しました。そして、昨日より今日を、今日より明日の精神で「産業技術」の名の通りの活躍を期待しました。
 多くの高校卒業直後に技能習得に進みこの学院入学をした青年達。彼らに、経済や雇用のこれからが掛かっています。是非とも、自己実現と社会貢献を両立させて成長して欲しいと願います。
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